[有機栽培] 熊本県産玄米 架け干しレンゲ米 (2kg)

   

商品明細 商品名称 有機架け干し玄米 レンゲ米  栽培方法 有機栽培 内容量 2kg 品種 ひのひかり 産地 熊本県産2〜3週間かけてじっくり天日乾燥させたヒノヒカリ架け干しレンゲ米は、お日様の光をたっぷり浴びて育ったから稲穂の油分や栄養分、甘みが米粒の中にギュッと入り、もっちりとした食感と奥深い甘さが特長です。

レンゲ農法は、秋に田んぼにレンゲの種をまき、冬の間にレンゲを育て、春に花を咲かせたレンゲをすきこんで肥料とする農法です。

レンゲはマメ科の植物で、根のまわりに「根粒菌(こんりゅうきん)」とよばれる土壌細菌があり、それが空気中の窒素を直接栄養にしてからだの中に溜め込みます。

そう、自然の力で空気中から栄養分を土の中に取り込むのです。

レンゲをすきこむことで、レンゲは土の中で稲が必要とする窒素成分を多く含んだ肥料になります。

レンゲが肥料の役割をしてくれるので、化学肥料は一切必要ありません。

西山さんは、「これからの子どもたちには安全な米を食べさせたい」という想いから、おいしさと安心と環境を守る農法「レンゲ米」に取り組んでいます。

  田んぼ一面に咲き誇るレンゲ。

レンゲは、空気中の炭化水素、窒素を固定して育ち、多くの昆虫やミツバチたちの餌場として活躍します。

レンゲを鋤いた後には、小鳥たちがエサを求めて舞い降りてきます。

レンゲは土壌菌の作用により、発酵しながら土の腐食として同化。

お米の肥料に変わっていきます。

  「レンゲ農法」は、以前から日本のいたるところで行われていました。

しかし戦後、政府は化学肥料を使用した栽培を導入し、お米の生産量の増大を目指しました。

そして昭和30年代〜40年代にかけ、次第に手間のかかる「レンゲ農法」は見られなくなり、化学肥料がそれに代わるようになりました。

化学肥料の使用により収穫量は増大しましたが、一方で稲が弱くなり、農薬の使用が不可欠になりました。

その農薬を使うことが、天敵である虫や田んぼの中の生物を死滅させるなど環境破壊につながり、お米のおいしさも失われました。

田んぼにアヒルを放して、殺虫剤・除草剤でする殺虫・草取りの替わりに、除草・害虫の駆除をしてもらい無農薬でお米を作る農法です。

雑食性のアヒルは、水田内のウンカ類など害虫を好んで食べるため害虫防除効果も抜群です。

アヒルは泳ぎながら水田を掻き回し、水田内に酸素を補給するとともに、常に水を濁らして水温を上げ稲の成長を助けます。

稲についている虫を食べたり、アヒルが動くことによって与えられる刺激が稲に作用し、茎太で、株張のよいしっかりとした稲を作ります。

  アヒルのひなが到着、思い思いに餌を食べたり、水浴びしたり、みんなでうずくまって眠ったり、その姿に癒されます。

まずは小屋で慣れるまで育てます。

いざ、田んぼへ出陣。

田んぼにはいって雑草を食べ、虫を食べ、足をバタバタすることで、土の中に酸素を送り込みます。

  農薬や化学肥料を使用せず栽培したヒノヒカリを、昔ながらのはさ架けで天日乾燥しています。

天日乾燥は火力乾燥機で急速乾燥させるのと違い、2〜3週間かけてじっくりとお日様に当てて乾燥させます。

その間に稲穂の油分や栄養分、甘みが米粒へ入っていきます。

「架け干し」は藁と子実がつながっている状態で乾燥させるのでおいしいお米に仕上がります。

作る前も、栽培中も、そして収穫後もゆっくりじっくり手間隙かけて作られたお米は、本来の粘りとコシに加え、口いっぱいに広がる奥深い甘味と香りを醸し出します。

  はさ架けはすべて手作業。

ひと束ひと束を竹竿に架けていきます。

足元にはレンゲが芽吹いています。

育った環境と風で2〜3週間かけてゆっくりと乾燥します。

  有機農業でお米や野菜を作る仕事は、人々の生活を支える代切な仕事、 今まで身につけたスキルを活かして、この大切な仕事につなげたい。

奥様の実家の有機農業を継いだ西山さんは、前職は技術職のサラリーマン。

知識が豊富で研究熱心です。

おいしいものを作り、食べてくださる方に喜んでいただけることに情熱をかけています。

山都町は阿蘇カルデラの中にあります。

圃場はミネラル分をたっぷり含んだ火山灰地でできているのでお米がとてもおいしく育つのです。

  グリーンファーム矢部さんの圃場は標高500m〜800m。

九州なのに雪も降る冷涼な地域。

夏場も夜はクーラーがいらないくらい冷え込みます。

昼間太陽の光をたっぷり浴びた稲は夜ゆっくり休み、おいしさを蓄えます。

  グリーンファーム矢部がある熊本県山都町は九州の真ん中。

熊本県は有機農業の盛んな地域です。

平成2年度に化学肥料や農薬の使用を減らした環境保全型農業に取り組み、平成17年度からは、特性を生かした環境保全型農業への取り組みを「くまもとグリーン農業」として積極的に推進しています。

グリーンファームさんのお米にはかわいい「くまもん」の有機マークがついています。

  • 商品価格:2,314円
  • レビュー件数:3件
  • レビュー平均:4.67(5点満点)